2009年03月08日
地デジ録画(テレビの内臓録画機能)

それでも時々「これは録画したいなあ」って番組があります。
我が家は3年位前に液晶テレビを購入しました。
32型の液晶テレビが特売で10万円を切ったのを見て衝動買いしたのですが正直早まったかなと(フルハイビジョン対応してません(´・ω・`))
最近のテレビは録画機能内蔵されたもの多いみたいですね。正直うらやましいです。
テレビに録画機能内蔵している一番のメリットはなんと言っても操作が簡単なことでしょう。
ごちゃごちゃとリモコンが増えてしまうことも無いですし。
というわけでテレビメーカー各社の録画機能をまとめてみました。
東芝
テレビ内臓の録画機能としては一番充実してる感じですね。HDDへの録画機能が充実しているのが魅力です。HDDレコーダーなど買うくらいならREGZA買っちゃうのが一番いいかもって思わせる内容ですね。
最上位のZH7000の場合
交換可能な内蔵ハードディスクに録画
USBやLAN、eS-ATA接続の市販の外付けHDDに録画
特に市販の外付けHDDに録画できる点は評価高いですね。内臓のHDDだとどうしてもHDD価格が高くなっちゃいそうです。市販のUSB外付けHDDだと1TBでも1万円程度からですからランニングコストが低く抑えられますね。
SHARP
DXシリーズでブルーレイディスクへの録画に対応してます。
でも正直自分は今のブルーレイが「買い」だとは思えません。録画メディアはまだまだ高価ですし、各社レコーダー、プレイヤーで再生互換性が確立されていないので録画したディスクを貸し借りしても再生できない場合もあります。さらにブルーレイはまだまだ開発途上の技術です。これからさらに大容量、高速記録が可能になると思います。今ブルーレイ機器を購入するのはおススメしません。
日立
Woooのほとんどの機種にHDD録画機能が内蔵されています。
カセット式のHDDivポケットも使用可能。ただしダビング10に非対応。これはいただけませんね。
さらに専用形状のHDDしか使用できないのでどうしても容量単価は高くなってしまうでしょう。
Panasonic
PZR900シリーズに1TBのハードディスクを内臓。
録画可能です。ただし内臓HDDのみ。
一応パソコン屋としてはこの手の内臓HDDものはおススメしたくないですね。HDDは絶対壊れます。壊れるたびにメーカー修理なんて論外です。HDDなんて壊れやすいもののために数日テレビが見られないなんてことになりかねませんし、こういう場合かなり高額の修理代金になりがちです。
自分が買うとしたらやっぱり東芝ですね。
HDDは録画メディアとしては非常にメリット高いと思います。壊れやすいのがデメリットですが市販のハードディスクを利用可能、さらに内臓HDDも簡単に交換できる東芝REGZAは最も現実的な運用方法だと思います。
しかし、いろいろ調べていて思うのはデジタル放送録画に対する規制が厳しすぎることですね。
基本的にどの機種も録画した機器でしか再生できません。それでは使っている機器が故障したり、将来買い換えるときに今まで録画したデータは無駄になってしまいます。
違法コピーされることを警戒しているのでしょうが、そのためというには消費者の利便性が制限されすぎている気がします。そしてコピーガードのために録画再生機器の製造コストは上がってしまい、そのコストは製品価格に反映されてしまっています。
そして制限されている割には違法に録画され、ネットワーク上でやり取りされているファイルはたくさんあります。台湾製の「フリーオ」というパソコン用外付けチューナーや「PV3,4」といった規制を解除できる機器が規制をかいくぐって販売されているからです。
これでは何のための規制なのかわかりません。消費者にとって不利益ばかりの規制になってしまっています。
ちなみに海外ではデジタル放送の録画についてこういった規制や制限はかけられていません。
また、これらの規制を実現するためにはB-CASカードが必要ですが、これを発行しているB-CAS社に対する疑惑も絶えません。(コチラのWIkipediaで詳しく解説されています)
現実的に機能していない規制のために一般の消費者が不便を強いられるって言うのは納得できませんね。規制撤廃するべきだとアリミツは考えます。
地デジ移行をためらっているんです。
ギリギリまで待ってたら,
少しはよくならないかなぁ…という淡い期待も持っていたのですが,
最近ようやくB-CASに関するコメントが出た程度で,
やっぱり期待は淡いままで終わりそうです。
そろそろ腹くくって,地デジを考えないといけないのかなぁ?
