2008年11月14日
パソコンの選び方(CPU篇)
たまに
「どんなメーカーのどんなパソコンがいいの?」
とか、
「POPやカタログに書いてあるパソコンの性能の読み方がわからない」
というような質問をいただくのでちょっと気合入れてまとめて書いてみようと思います。
長くなるので連載にして、まず第一回は「CPU」編。
まず「CPU」って何でしょう?
何の略かって言うと、Central Processing Unit - セントラルプロセッシングユニットの略です。
さっぱりわかりませんね(笑)
日本語に訳すと中央処理装置(ちゅうおうしょりそうち)あるいは中央演算処理装置(ちゅうおうえんざんしょりそうち)。
余計わからなくなりそうなので忘れることにしましょう。
簡単に言うとCPUは「計算機」です。
パソコンのほかの部分は基本的に計算はしません。パソコンのほかのところは計算に必要なデータを貯めておいたり、計算し終わったデータをモニターやインターネットに送ったりする「通り道」の役割で、「計算」するのは「CPU」の役割です。
パソコンのすべての動作は「計算された結果」です。
画面に文字や写真、動画が表示されるのも、ゲームで敵を倒したり出来るのも、すべて「CPU」が「計算」した結果です。
ですから、「性能がいいCPU」とは「計算が速いCPU」ということになります。
それではどうCPUを選んだらいいのか?
多分、CPUの選び方は以前よりわかりにくくなってきていると思います。
10年ほど前は単純でした。
「動作周波数=CPUの性能」だったからです。
それがわかりにくくなってきたのは「低価格帯CPU」の登場からでしょう。
現在、パソコン用CPUを主に製造しているのは「インテル」と「AMD」の二社ですが、それぞれの製品ラインアップを下の図にまとめてみました。(画像クリックで拡大します)
ハイエンドは「現状考えうる最高性能を持ったクラス」
このクラスは非常に高価です。Intelの最も高いものはCPUだけで10万円を超えます。業務として映像編集などをする人、またはマニアックなゲーマー向けのCPUです。
メインストリームは「価格と性能のバランスが取れたクラス」
だいたい200$前後でメーカーから出荷されるようです。ハイエンドとの性能差は実はさほどありません。
バリューは「今現在のパソコンの使用方法で問題ない程度で、可能な限りコストを抑えたクラス」
ワードやエクセル、インターネット閲覧には問題ありませんが、やはり性能は低いです。
メインストリームクラスのCPUに比べて画像処理などでは明らかに差が出ます。また、インターネットなどが進化するとすぐに限界が来ます。
というわけで自分のおすすめは「メインストリームクラスのCPUが搭載されたパソコン」です。
バリュークラスのCPUが搭載されたパソコンとの価格差は大体2万円以内。でも性能は大きく違います。おそらく3年後の快適さに大きく差が出ているでしょう。
そして同じクラスのCPUの中では性能にほとんど差がありません。わかりづらい「プロセッサナンバー」に頭を悩ませることはありません。今ならCore2Duo、もしくはAthlonX2搭載のパソコンを買っておけばほぼ間違いないと言えます。
上の図はこれからも新製品が出るたびに更新していきますのでよかったら参考にしてください。
何の略かって言うと、Central Processing Unit - セントラルプロセッシングユニットの略です。
さっぱりわかりませんね(笑)
日本語に訳すと中央処理装置(ちゅうおうしょりそうち)あるいは中央演算処理装置(ちゅうおうえんざんしょりそうち)。
余計わからなくなりそうなので忘れることにしましょう。
簡単に言うとCPUは「計算機」です。
パソコンのほかの部分は基本的に計算はしません。パソコンのほかのところは計算に必要なデータを貯めておいたり、計算し終わったデータをモニターやインターネットに送ったりする「通り道」の役割で、「計算」するのは「CPU」の役割です。
パソコンのすべての動作は「計算された結果」です。
画面に文字や写真、動画が表示されるのも、ゲームで敵を倒したり出来るのも、すべて「CPU」が「計算」した結果です。
ですから、「性能がいいCPU」とは「計算が速いCPU」ということになります。
それではどうCPUを選んだらいいのか?
多分、CPUの選び方は以前よりわかりにくくなってきていると思います。
10年ほど前は単純でした。
「動作周波数=CPUの性能」だったからです。
それがわかりにくくなってきたのは「低価格帯CPU」の登場からでしょう。
現在、パソコン用CPUを主に製造しているのは「インテル」と「AMD」の二社ですが、それぞれの製品ラインアップを下の図にまとめてみました。(画像クリックで拡大します)
図の右側にハイエンド、メインストリーム、バリューと書いています。
これはメーカーが価格帯を分けてCPUを開発していて、その分類なのですがCPU選びにはこれがもっとも重要になります。
ハイエンドは「現状考えうる最高性能を持ったクラス」
このクラスは非常に高価です。Intelの最も高いものはCPUだけで10万円を超えます。業務として映像編集などをする人、またはマニアックなゲーマー向けのCPUです。
メインストリームは「価格と性能のバランスが取れたクラス」
だいたい200$前後でメーカーから出荷されるようです。ハイエンドとの性能差は実はさほどありません。
バリューは「今現在のパソコンの使用方法で問題ない程度で、可能な限りコストを抑えたクラス」
ワードやエクセル、インターネット閲覧には問題ありませんが、やはり性能は低いです。
メインストリームクラスのCPUに比べて画像処理などでは明らかに差が出ます。また、インターネットなどが進化するとすぐに限界が来ます。
というわけで自分のおすすめは「メインストリームクラスのCPUが搭載されたパソコン」です。
バリュークラスのCPUが搭載されたパソコンとの価格差は大体2万円以内。でも性能は大きく違います。おそらく3年後の快適さに大きく差が出ているでしょう。
そして同じクラスのCPUの中では性能にほとんど差がありません。わかりづらい「プロセッサナンバー」に頭を悩ませることはありません。今ならCore2Duo、もしくはAthlonX2搭載のパソコンを買っておけばほぼ間違いないと言えます。
上の図はこれからも新製品が出るたびに更新していきますのでよかったら参考にしてください。
Posted by アリミツ at 07:51│Comments(1)
│シリーズ「パソコンの選び方」
この記事へのコメント
すごく参考になります。
一応知識として目で見ましたが、記憶に残っているかは不安です!
参考にした所で新しいマシンを買える余裕なんてないのですが(笑)
また色んな情報お願いします!
一応知識として目で見ましたが、記憶に残っているかは不安です!
参考にした所で新しいマシンを買える余裕なんてないのですが(笑)
また色んな情報お願いします!
Posted by グージー at 2008年11月14日 13:44