PCライフサポート

業務などで一日中パソコンとにらめっこ、という方は結構多いと思うんですが、
パソコン作業のストレスって一番は何でしょう？

ほとんどの人が「目が疲れること」って答えるんじゃないかと思います。
この「疲れ目」、割と簡単な方法でかなり軽減することができます。

最近のパソコン用液晶ディスプレイ、非常に輝度が高いです。

輝度とは、輝度は画面の明るさで、単位は「cd/m2」（カンデラ 毎 平方メートル）。
パソコンや液晶モニターのカタログに表記されています。数字が大きければ大きいほど画面が明るく表示されます。動画を見たり、比較的明るいところでパソコンを使うには輝度が高いほうが見やすいのですが、輝度が高いと目は非常に疲れます。液晶モニターはバックライトといって画面の背面から光を出して表示しているのでずっと懐中電灯で目を照らしながら作業しているようなものだからです。

この輝度、モニターの設定で調節することができます。
ほとんどの機種はディスプレイの画面下に「MENU」や「OSD」という表記のボタンがあると思います。
それを押すと画面にモニター設定用の表示が現れます。そのメニューの中から「brightness」や｢明るさ」という項目を探し、自分が見やすいと思う程度まで下げて調整します。

たったこれだけのことですが、大きく疲労度が変わります。
パソコン用ディスプレイの大手メーカー「ナナオ」では眼精疲労に関する調査報告書を公開しています。
それによると適切に輝度を下げてパソコンを使うと、調整しない場合に比べて疲労度は半減するのだとか。

この報告書、パソコンを使う上での疲労度軽減についてかなり詳しくまとめられています。
疲労軽減のためにぜひ一度読んでみて下さい。

それから、パソコン疲労は確実にノートよりデスクトップのほうが軽いです。
ノートパソコンを使っている人を観察してみると、ほとんどの方が首をすくめるようにして使っていらっしゃいます。キーボードとディスプレイが近いためにどうしてもそういう無理な姿勢で使うことになるのです。肩がこるのは当たり前のことですね。

デスクトップだとキーボードとディスプレイの位置関係を自然に調節できるので楽な姿勢で作業できます。

実はちょっとしたことでパソコンの疲労は大きく抑えられます。
まずは液晶モニターの輝度から、調整してみてください。