2009年02月11日
汎用性と省スペース
ですがデメリットとしては拡張性、汎用性を持つ反面パソコン本体と液晶モニターという比較的大きな設置スペースを必要とします。
そのデメリットを大きく解消するパソコン用筐体を見つけたのでご紹介。
Ldorado L-2000(3R SYSTEM)
http://www.3rsys.com/products/view.asp?navi=case&idx_num=139
筐体の前面に液晶モニターを取り付けられるようになっています。市販のほとんどの液晶モニターには「VESA規格」で定められた取り付けねじ穴があり、そこにねじで固定する形になっています。24インチまでの大きさの液晶モニターを取り付け可能。
液晶モニターの足の部分や裏面は純粋にデッドスペースですのでそこにパソコン本体を設置するイメージですね。
このケースの優秀な点はすべての部品が汎用のATX規格品が使えるということ。
以前にも似たようなコンセプトの商品があったのですが、電源ユニットが特殊なものだったり、マイクロATXという小さいサイズのマザーボード専用だったり、汎用性、拡張性に乏しいものでした。
電源ユニットは年々コネクタなどの形状が変化していきますから、組換えの際には交換が必要です。交換できなければそのパソコンはそれ以上のアップグレードは不可能、ということになってしまうんですね。
ですがこれはフルサイズのATX規格マザーボードが使え、電源ユニットも一般的なサイズのもの。
用途に合わせて自由にカスタマイズできます。地デジチューナーも余裕で搭載できますし、音楽好きな人なら高音質サウンドカードを取り付けてDTMなども楽しめます。
ビデオ編集をする人ならHDMIなどが使えるキャプチャーボードなどつけてもいいでしょう。
もちろん将来のアップグレードにも心配ありません。
このケースを利用したパソコン構成例
CPU:Athlon X2 4850e メモリ:4GB HDD:1TB DVDスーパーマルチドライブ
24インチフルHD対応液晶モニター コードレスキーボード、マウス
WindowsVistaHomePremiumプリインストール
以上の構成の場合、配達設置料金込み
99800円